この記事ではユニクロの『ギアショーツ』をご紹介。自分にとってショーツは部屋着兼ワンマイルウェアであり、あまりお金をかけたくないというのが正直なところ。以前はパタゴニアのバギーズロングを愛用していたが、水陸両用が故の煩わしさもあり入れ替えることに。
ギアショーツは価格の割にデザインや機能性、履き心地も申し分なく、自分にとってショーツの最適解となった。サイズ感なども合わせて紹介するので参考にしてみてほしい。
【UNIQLO】ギアショーツ

『ギアショーツ』という名称からイメージするよりもギア感は少なくシンプルな外観。アウトドアでもタウンユースでも馴染む丁度良いデザインにまとまっている。

素材は軽量で丈夫なナイロンリップストップが使われ、ある程度ハードなシーンでも耐えられる仕様。近くで見ると細かい格子状になっているが見た目に違和感は感じない。

ブラックを購入したが色味は比較的薄く感じる。無印のUVカット吸汗速乾半袖Tシャツと比べてもこの通り。黒Tを愛用する自分からすると全身真っ黒になりすぎず嬉しい誤算だ。
ポケット

ポケットは全部で6箇所。ファスナーはフラップで隠れる上にコードも細身で主張しない。ファスナー付きポケットが目立たないのもシンプルにまとまっている一つの要素だろう。

ただしバックポケットにファスナーやボタンなどはついていないため、財布を収納する場合は少し不安を感じる。
サイズは全て浅すぎず深すぎず、小さすぎず大きすぎずで丁度いい。以前のショーツはポケットが大きすぎたため、スマホが横向きになったり揺れたりとストレスが大きかったがその心配もない。

着用した自分から見てフロント右側のポケット内部には小さめのスリットがついている。鍵や小銭など細かいものを収納するためと思われるが個人的には無い方が良かった。(理由は後述)

4箇所あるスリット型ポケットの裏側は片面のみメッシュでできている。通気性にも耐久性にも考慮した結果だろう。ちなみにファスナーポケットは両面とも本体と同じ生地でメッシュにはなっていない。猛暑日でも蒸れるようなことはないので気にする必要もないかと思う。
ウエスト周り

ウエストにはファスナー、ボタン、ウェビングベルトを搭載。ショーツではよくある造りだが、自分の場合はドローコードだとフィット感が少なく感じるため助かる。

ウェビングベルトは前部を押すだけのワンタッチで開放できるのでストレスも少ない。ベルト先端は樹脂製だが手触りが良く安っぽさも特別感じなかった。

ウェビングベルト用に一つだけベルトループがあるが、その下にはDカンが備わっている。カラビナやコードリールをつける際は重宝するだろう。
撥水性・速乾性

素材には撥水加工が施されているが、撥水性能は洗濯を繰り返すうちに低下していく。実際に何度も洗濯したものに水をかけてみたが、十分に撥水しているとは言い難かった。
またナイロン100%の生地は保水しにくく速乾性が高い。夜洗濯して部屋干ししてても翌朝には余裕で乾いている。アウトドアや旅行に持ち出しても重宝するだろう。
携帯性

少しでもパッキングを軽くしたい人に向けて携帯性も紹介しておく。Sサイズブラックの重さは243g。以前のバギーズロングが208gだったので、それよりは重いが比較的軽量な部類に入るのではないだろうか。

サイズ感・コーデ


身長172㎝、体重60kgでSサイズのブラックを着用。普段ボトムスはSサイズなので普段通りのサイズを選べば問題ないはず。丈感や細さも丁度よく、万人受けするベーシックなシルエットだ。
気になった点

一点だけ気になったのは右ポケット内部にあるスリット。普段スマホを収納している場所だが、このスリットがとにかくうっとうしい。スマホを入れるたびに引っ掛かるからだ。構造的に切り離せそうなのでそのうち取っ払うかもしれない。
まとめ

UNIQLOの『ギアショーツ』。シンプルなデザイン、速乾性の高さ、充実した収納など価格を考えるとここまでコスパのいいショーツは他にないだろう。その履き心地の良さから今では2枚所有し部屋着としても着用している。
「ショーツにお金をかけたくない。でも品質にはこだわりたい」という方にはピッタリの商品だと思う。セールで割引されることもあるので、その際はぜひチェックしてみてほしい。
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