パタゴニア定番の『バギーズショーツ』。水陸両用パンツとして一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。バギーズショーツの丈が長いバージョンが『バギーズロング』。
「バギーズショーツだと太ももが見えすぎて履きにくい」と感じている方にはバギーズロングがオススメです。購入を検討している方に向けて、実際に履いてみて分かったことやサイズ感などをレビューします。
- 製品詳細・特徴
- ダークアッシュカラーについて
- サイズ感・コーデ
- バギーズショーツとの違い
- メリット・デメリット
【patagonia】バギーズ・ロング

ショーツに定評があるパタゴニア。その中でも僕が購入したのはバギーズロングという丈が少し長いモデル。バギーズの名称はショーツが5インチ、ロングが7インチです。5インチの『バギーズショーツ』の股下は全サイズ共通で13㎝、7インチの『バギーズロング』が18㎝なので5㎝丈の長さが変わります。
デザイン


パタゴニアのロゴが付いている以外は無地でシンプルなデザイン。短すぎない丈とゆったりめなシルエットで大人でも違和感なく履けるデザインになっています。
カラー:Dark Ash(ダークアッシュ)

購入したカラーはダークアッシュ。ベージュとカーキが合わさったような色合いで、街でもアウトドアでも馴染みやすい。バギーズシリーズに「アッシュタン」という似たようなカラーもありますが、そちらよりは色が濃くカーキ色が強いです。
ウエスト周り

ウエストはゴムで伸縮性がある上にヒモで調節が可能です。ゴムは良く伸びるのでサイズを選ぶ際はあまりシビアにならなくても大丈夫。
水陸両用仕様

一番の特徴は、水着としても普段着としても着用できる水陸両用仕様。水着のようにメッシュインナーがついているので下着がなくても履けるようになっています。水着として着用することがなかったり、下着を着用する人は履き心地を重視して切り離す人もいるようです。

バックポケットの裏もメッシュなので水着として使用した際も水が溜まらないようになっています。しかしフロントポケットはメッシュではなく、表の生地と同じ素材です。
ポケット

ポケットは前に2箇所、後ろ右側に1つの計3つ。フロント右ポケットの中にはループ状のコードがついているので、カラビナを使って鍵などを止めておくことが可能。水着として着用する際に無くしたくないものを留めておくのに便利です。また左右両ポケットともかなり深く作られているので、大きめのスマホでも問題なく収納できます。

後ろのポケットはフラップ式でボタンで止められるようになっているので、中身を落とす心配も少ないです。
携帯性


重さはXSサイズで208gでした。軽量でコンパクトに畳めるため、旅行などの持ち運びにも適しています。
速乾性
どれくらいで乾くのか以下の条件で試してみました。
- 洗濯機で洗濯
- 湿度60〜70%の部屋で部屋干し
- 衣類乾燥機などは使用しない
結果、乾くまでにかかった時間は約2時間。速乾性が高いので、旅先やアウトドアでも気兼ねなく洗えますね。
サイズ感・コーデ

身長172㎝、体重58㎏でXSサイズを着用。海外製で大きめに作られているので、普段のサイズより1サイズダウンが丁度良いです。僕はユニクロのズボンはSサイズですが、パタゴニアはXSサイズがジャスト。



バギーズには5インチと7インチがありますが、あまり短いのは好みではなかったため7インチを選びました。7インチは膝上ジャストのサイズ感ですが、もう少し短い丈が好みの方は5インチのバギーズショーツがオススメ。
気に入った点

着用してから感じたのが着心地の良さ。柔らかくサラサラした肌触りのいい生地で動きやすさも抜群。まるで履いていないかのような着心地なので家の中でもついつい履いてしまいます。
気になる点
ファスナーがない

水陸両用なので仕方がないことかもしれませんが、ファスナーがないためトイレの際に少し不便に感じます。使用用途が街着のみの方は購入してから「アレっ?」とならないように注意が必要です。
メッシュのインナー

パンツを履いた上から着用するとパンツがメッシュインナーに引っかかるため、履くたびにパンツの裾を直す手間がかかります。水着として使用する予定がない方はインナーは切り離した方が快適に履けるでしょう。ハサミで簡単に切り離すことができほつれなどもないようです。
まとめ

アウトドアやアクティビティで水着として着用する方には特に重宝する『バギーズロング』。普段着のショーツと水着の2着分になるので、物を減らしたい方やミニマリストにも最適です。
人気カラーは売り切れで手に入らないこともあるので気になった方はぜひお早めに。