僕にとってショーツは部屋着兼ワンマイルウェアなので、「あまりお金をかけたくない」というのが正直なところ。
そこで、UNIQLOの『ギアショーツ』を購入しました。以前はパタゴニアの「バギーズロング」を愛用していましたが、水陸両用が故の煩わしさもあり入れ替えることに。
ギアショーツは価格の割にデザインや機能性、履き心地も申し分なく、ショーツの最適解となりました。数ヶ月着用してみたので、サイズ感なども合わせてご紹介します。
【UNIQLO】ギアショーツ|デザインと特徴
『ギアショーツ』という名称からイメージするよりもギア感は少なく、シンプルな外観かと思います。アウトドアでもタウンユースでも馴染みやすく、ほど良いデザインではないでしょうか。
素材には軽量で丈夫な「ナイロンリップストップ」が使われているので、ある程度ハードなシーンでも耐えられるはず。近くで見ると細かい格子状になっていますが、見た目に違和感は感じませんでした。
ブラックを購入しましたが、色味は比較的薄く感じます。無印の「UVカット吸汗速乾半袖Tシャツ」と比べてもこの通り。黒Tを愛用する自分からすると、全身真っ黒になりすぎず嬉しい誤算でした。
使いやすいポケット
ポケットは全部で6箇所。ファスナーはフラップで隠れる上にコードも細身で主張が少ないです。ファスナー付きポケットが目立たないのも、全体がシンプルにまとまっている一つの要素なんでしょうね。
バックポケットにはファスナーやボタンなどはついていませんでした。財布を収納する場合は少し不安を感じます。
ちなみに、ポケットの大きさは一般的で使いやすいです。以前のショーツはポケットが大きすぎたため、スマホが横向きになるのがストレスでしたが、そのようなこともありません。
右前のポケット内部には小さめのスリットがついています。鍵や小銭など細かいものを収納するためだと思いますが、個人的には無い方が良かったです。(理由は後で)
4箇所あるスリット型ポケットの内側は片面のみメッシュ状です。通気性と耐久性を両立するためでしょうか。ちなみに、ファスナーポケットは両面とも本体と同じ生地で、メッシュ状ではありません。猛暑日でも蒸れるようなことはないので、特に気にする必要もないかと思います。
ウェビングベルトが便利
ウエスト周りにはファスナー、ボタン、ウェビングベルトを装備。ショーツではよくある造りですが、僕の場合はドローコードだとフィット感が少ないため、地味に嬉しいポイント。
そのウェビングベルトは前部を押すだけのワンタッチで開放できます。ベルト先端は樹脂製ですが、手触りが良く安っぽさは感じませんでした。
また、ベルトループの下には一つだけDカンがついています。僕はここによくカラビナをつけています。
撥水性はそこそこ、速乾性は十分
続いては素材の特徴について触れていきます。
生地には撥水加工が施されていますが、撥水性能は洗濯を繰り返すうちに低下していきます。実際に何度も洗濯したものに水をかけてみましたが、十分に撥水しているとは言い難かったです。撥水性能はあくまでもおまけと考えた方が良さそうです。
ただし、ナイロン100%の生地は保水しにくく速乾性が高いのは大きなメリット。夜洗濯して部屋干ししてても翌朝には余裕で乾いています。アウトドアやアクティビティでも使いやすそうです。
携帯性にも優れています
少しでもパッキングを軽くしたい人に向けて携帯性も紹介しておきますね。Sサイズブラックの重さは243g。以前のバギーズロングが208gだったので、それよりは重いですが、比較的軽量な部類に入るのではないでしょうか。
ギアショーツ|サイズ感・コーデ(メンズ)
身長172㎝、体重60kgでSサイズのブラックを着用。普段ボトムスはSサイズなので、普段通りのサイズで問題ないはず。丈感や細さも丁度よく、万人受けするベーシックなシルエットではないでしょうか。
ギアショーツ|気になった点
一点だけ気になったのは、「右ポケット内部のスリット」。このスリットにスマホが引っかかるため、うっとうしさを感じます。構造的に切り離せそうなのでそのうち取っ払うかもしれません。
【UNIQLO】ギアショーツ|レビューまとめ
UNIQLOの『ギアショーツ』。シンプルなデザイン、速乾性の高さ、充実した収納などを考えると、ここまでコスパのいいショーツはそうそうないかと思います。その履き心地の良さから今では2枚所有し部屋着としても着用しています。
「ショーツにお金をかけたくない!でも品質にはこだわりたい!」という方にはピッタリの商品です。セールで割引されることもあるので、その際はぜひチェックしてみて下さい。
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