防水バックパック【ARC’TERYX】グランヴィル16 ジップをレビュー

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無駄のないミニマルなデザインに機能的な防水バックパック、アークテリクス『グランヴィル16 ジップ』。通勤や通学、タウンユースはもちろんアウトドアや旅行でも活躍する万能なプロダクトです。

この記事で分かること
  • 商品詳細・特徴
  • 着用イメージ
  • メリット・デメリット
  • コピー商品との見分け方
目次

【ARC’TERYX】グランヴィル16 ジップ

グランヴィル16ジップ
メーカーアークテリクス
商品名グランヴィル16 ジップ
カラーブラック
容量16L
サイズ高さ:48cm、幅:28cm、奥行:20cm
重さ760g

カナダのアウトドアブランドを代表する[アークテリクス]。アークテリクスのロゴは始祖鳥であるアーキオプテリクスの化石がデザインになっています。防水性の高いシェルジャケットや機能的なバックパックを多く販売、日常でも使えるスタイリッシュなデザインが人気のブランドです。

今回ご紹介するグランヴィルは日常使いを想定してつくられたバックパック。防水性が高く、マンティス16など他のモデルと比べてもスッキリしたデザインだと思います。

十分な収納力

グランヴィル16ジップの収納

収納は大きく分けてフロント、サイド、メインコンパートメントの3箇所。収納力もしっかりあるため荷物が少ない僕には旅行でも十分すぎるほどです。

グランヴィル16ジップのフロントポケット
フロントポケット

バックパック上部には小さめなフロントポケット。中には鍵などを留めておけるコードがついています。500mlのペットボトルを収納しても少し余裕があるサイズですが、重いものを入れるとバックの形が崩れるのでイヤホンやエコバッグなどの軽い小物を収納しています。

グランヴィル16ジップのサイドポケット
サイドポケット
グランヴィル16ジップのサイドポケット使用時

バックの上から下までいっぱいに収納できる大容量のサイドポケット。左側のショルダーストラップを外せばバッグを背負ったままアクセスできるため、財布やポーチなど使用頻度の多いものの収納に便利です。

グランヴィル16ジップのメインコンパートメント
メインコンパートメント
メインコンパートメント内の収納
  • PCスリーブ(パッドが付いていて15インチまで収納可能)
  • ストレッチ性のあるメッシュのジッパーポケット
  • タブレットスリーブ

メインコンパートメントのファスナーは下の方まで大きく開くため、かさばるものでも出し入れがしやすくなっています。PCスリーブは底が地面につかないようになっていて、バックを置いた際に衝撃が伝わりにくくなっているのも嬉しいポイント。メッシュポケットはガジェット周りの収納に最適です。

グランヴィル16ジップのメインコンパートメントとサイドポケット

サイドポケットとメインコンパートメントはジッパーでアクセスできる仕様になっています。

高い防水性

グランヴィル16ジップの生地

生地にはアークテリクス独自のAC²テクノロジーを搭載。防水性・耐久性・撥水性が高く、濡れてもすぐ拭き取れます。

グランヴィル16ジップの止水ファスナー
グランヴィル16ジップの止水テープ

ファスナーは全て止水ファスナーになっていて、生地の内側には止水テープが施されています。実際に災害級の大雨の中使用したことがありますが、バックの中は全く濡れていませんでした。

ショルダーハーネス・チェストストラップ

グランヴィル16ジップのショルダーハーネス
グランヴィル16ジップのチェストストラップ

ショルダーハーネスはクッション性がありしっかりとした作り。長さの調節はワンタッチなのでストレスがありません。チェストストラップは長さと高さの調節が可能で、使わない場合は取り外せます。

長時間背負ったままの時やバッグが重い時に利用すると体への負担が減るため便利です。

ユーティリティー

グランヴィル16ジップのクリッパ使用時

バッグには持ち手が付いているので、Clipaなどのバッグハンガーを使って吊るしておくのに便利。比較的短く作られているので取り回しが良く、長く垂れ下がることもありません。

「Clipa」のレビュー記事はこちら

グランヴィル16ジップのループ

必要な方は少ないかもしれませんが、自転車に乗るときテールランプを取り付けるのに丁度いいループが搭載されています。

バックボード

グランヴィル16ジップのバックボード

タブレットスリーブ内側のジッパーの中にはバッグの形状を維持するための板が入っていますが、取り出すと元に戻すのが困難みたいなのでそのままにしておきましょう。

サイズ感・コーデ

グランヴィル16ジップのデザイン

やや丸みを帯びたスタイリッシュなシルエットが特徴。シンプルなデザインですがアークテリクスのロゴがワンポイントアクセントになり、適度にカジュアル感も演出してくれます。

都会的なデザインのため街で使用していても馴染みやすく、スーツと合わせても違和感がありません。

グランヴィル16ジップの着用画像

ラフなコーデにも綺麗めなコーデにも馴染みやすく汎用性が高いので、バックパックはこれ一つで事足りています。

気に入った点

グランヴィル16ジップを着用した人
  • 汎用性が高いシンプルなデザインで、あらゆるシーンに馴染む。
  • 取り回しと収納力のバランスがちょうど良く、日常から旅行までストレスフリーに扱える。
  • 軽くて丈夫で防水性が高く、天候やシーンを選ばず使用できる。

気になる点

グランヴィル16ジップの背面

背中に当たる部分が熱を逃しにくい造りのため、夏場に長時間背負っているとかなり暑く感じます。夏場はリュックと背中の間にセットするメッシュパネルを使うのがオススメ。

▼こちらはグランヴィル16にもジャストのサイズです。

偽物(コピー商品)との違い・見分け方

実は一度メルカリでコピー商品を購入してしまい、半年ほど気づかずに使用していました。正規品と変わらない値段で販売されていて、「並行輸入品の正規品です」と記載がありましたが、残念なことに偽物でした。メルカリやヤフオクなど販売者がはっきりしていない所での購入は控えた方が良さそうです。

コピー商品はすでに処分してしまったため画像はありませんが、比べた時の違いをご紹介します。現在所有しているものはアークテリクス正規代理店のオッシュマンズで購入したものです。買う際の参考や、お持ちの方は比較してみて下さい。

ロゴの違い

グランヴィル16ジップのコピー商品とのロゴの違い
正規品のロゴ

1点目はバッグ正面のロゴ。比べないとまず気付かないと思いますが、赤丸部分の足と足の間隔がコピー商品は広く空いていました。

止水テープの違い

グランヴィル16ジップのコピー商品との止水テープの違い
正規品の止水テープ

2点目は止水テープの造り。正規品はピチッと綺麗に貼られていますが、コピー商品は貼った時の谷がいくつもあり、凸凹していました。

タグの違い

グランヴィル16ジップのコピー商品とのタグの違い
正規品のタグ

3点目はタグの記載。コピー商品は正規品と文字の大きさやレイアウトが全く違います。また、ポリウレタンの「ポ」が「ボ」と記載されていました。

チェストストラップの違い

グランヴィル16ジップのコピー商品とのチェストストラップの違い
正規品のチェストストラップ

コピー商品はストラップを取り付けるループが不均等で、1番端は取り付けられないようになっていました。またショルダーハーネスが正規品に比べて大分薄く、クッション性も少なかったです。

まとめ

グランヴィル16ジップを着用した人

日常から旅行、仕事などあらゆるシーンで活躍してくれる『グランヴィル16 ジップ』。防水性が高く悪天候でもカバンの中身が濡れないため、安心して使える頼もしいバックパックです。

シンプルで高機能なバックパックを探している方はぜひ試してみてください。ブラックは人気カラーなのでお早めに。

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