理想のバッグってなかなか見つからないですよね。
僕は妻と兼用でモンベルの『ベルニナショルダーS』を使用しています。コンパクトな見た目とは裏腹に十分な収納力を備えた小型のショルダーバッグです。
ドリンクを持ち歩きたい人、旅行でも活躍する軽量なサブバッグを探している人は特に重宝するはず。
実際の収納力や身につけた時のサイズ感なども合わせてご紹介します。
【モンベル】ベルニナショルダーS|デザイン
![ベルニナショルダーSの正面](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-2.jpeg)
![ベルニナショルダーSの背面](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-1.jpeg)
サイズ | 高さ23×幅35×奥行き10cm(A5サイズ対応) |
容量 | 3L |
重量 | 227g |
素材 | 表地:420デニール・バリスティックナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング] 裏地:70デニール・ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング] |
購入したのはブラックカラー。mont-bellの文字以外は黒一色のシンプルなデザインなので日常でも使いやすいです。
容量は公式では3Lと記載されていますが、他ブランドの3Lと比べると一回り大きく感じます。ボディバッグやサコッシュだと物足りない人には丁度いいサイズ感ではないでしょうか。
【モンベル】ベルニナショルダーS|素材
![ベルニナショルダーSの素材](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-14.jpeg)
表地には軽量で丈夫なバリスティックナイロンを採用。防弾チョッキにも使われる素材で、摩擦や引裂への耐久性が高いのが特徴です。さらにウレタンコーティングが施されていて、撥水性、耐水性も備わっています。
実際に釣りで使用した際何時間も雨に打たれ続けましたが、メインポケットの中は全く濡れておらず、フロントポケットが僅かに湿っている程度でした。また、木の枝などに引っ掛けても裂ける気配が全くなく、アウトドアブランドならではの耐水性・耐久性の高さを実感しています。
ただし防水仕様ではないため過度な期待は禁物。ファスナーも止水タイプではないため、濡れ方によっては浸水することもあると思います。
【モンベル】ベルニナショルダーS|ディテール
![ベルニナショルダーSのメインポケット](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-15.jpeg)
収納部のファスナーには全てコードがついているため、手袋をつけた状態でも開閉しやすかったです。ファスナーは動きが滑らかでストレスを感じません。間隔が狭く細かい造りのため、通常のファスナーよりも水は侵入しにくそうです。
![ベルニナショルダーSのフロントポケット](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-4.jpeg)
続いては収納部。
アクセスしやすいフロントポケットは広げた手のひらが丁度収まるくらいのサイズ感で、頻繁に取り出すイヤホンなど小物の収納に向いています。
![ベルニナショルダーSのメインポケット内部](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-5.jpeg)
- キーリーシュ付きのファスナーポケット×1
- スリットポケット×2
メインポケットは使い勝手のいいシンプルな造り。内部は派手目な黄緑色なので中の物が見やすい点は便利ですが、個人的にはグレーなどもう少し落ち着いた色にして欲しかったです。
![ベルニナショルダーSのショルダーベルト](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-7.jpeg)
![ベルニナショルダーSのショルダーベルト長さ調節時](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-6.jpeg)
ショルダーベルトも見ていきましょう。
容量の割に太さがあるのは心強いですが、クッション性がないためあまり重い物の持ち運びには適していないと感じます。また、バックルがないため毎回頭から被らなければならず、ベルトを短くして使用する人は不便に感じるでしょう。
![ベルニナショルダーSのショルダーベルトの余り](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-13.jpeg)
![ベルニナショルダーSのショルダーベルト余り収納時](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-12.jpeg)
調節したベルトの余りはサイドのスリットに収納できるため、スッキリとした見た目を維持できます。ただし、収納するベルトの長さが短いと飛び出しやすいのが少し気になりました。
【モンベル】ベルニナショルダーS|収納力
![ベルニナショルダーSの収納例](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-3.jpeg)
![ベルニナショルダーSに荷物を収納した時のバッグの中](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-16.jpeg)
3Lの容量とは思えないほど収納力は高く、日常で持ち運ぶ程度のものならまず困ることはありません。写真のアイテムは全て収納可能で、小分けもできるため使用感も良好です。
それでもまだ500mlのペットボトルを1本追加できるくらいの余裕が残っていました。
![ベルニナショルダーSにiPad11インチを収納した場合](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-10.jpeg)
iPad11インチはある程度余裕を持って収納できますが、クッション性やホールド力がないため裸での持ち運びは避けた方が良さそうです。
iPadを身軽に持ち運びたい場合は、以前紹介した「Day Sling 3 Max」などバッグの形状が維持されるものの方が適していると感じました。
![ベルニナショルダーSの薄さ](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-11.jpeg)
ただし、ベルニナショルダーは荷物が少ない時に薄く持ち運べる点は魅力的。日によって荷物の量が変わる人でも軽快に扱えるはずです。
【モンベル】ベルニナショルダーS|携帯性
![ベルニナショルダーSの携帯性](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-8.jpeg)
丈夫な素材や収納力が特徴的ですが、高い携帯性も魅力の一つ。重さは227gでした。軽量でコンパクトに折りたたむことができ、旅行などのサブバッグとしても活躍しています。
ベルニナショルダーS|サイズ感・コーデ(メンズ)
![ベルニナショルダーSを前に背負った場合](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-17.jpeg)
![ベルニナショルダーSを後ろに背負った場合](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-18.jpeg)
ボディバッグやサコッシュと比べると大きく感じますが、バッグが体に沿ってくれるため狭い場所でも取り回しやすいです。収納力を考えると絶妙なサイズ感に落ち着いていると思います。
【モンベル】ベルニナショルダーS|レビューまとめ
![ベルニナショルダーSと普段の荷物](https://kurosuke-simplelife.com/wp-content/uploads/2023/09/bernina-shoulder-s-9.jpeg)
以上、モンベル『ベルニナショルダーS』についてのレビューでした。
現在我が家では犬の散歩バッグとして妻と兼用で使用しています。デザインはシンプルですし機能的な素材なので、用途を選ばないのは嬉しいですね。
- ペットボトルや水筒を持ち運びたい。
- サコッシュやボディバッグだと物足りない。
- 旅でサブバッグとしても使いたい。
こんな方には特に重宝するはずです。価格も比較的手頃なので、気になった方はぜひ試してみて下さい。