パタゴニア定番の『バギーズショーツ』。水陸両用パンツとして一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。バギーズショーツの丈が長いバージョンが『バギーズロング』です。
僕はバギーズショーツだと太ももが見えすぎて履きにくかったので、バギーズロングを購入しました。実際に数ヶ月履いてみたので、感じたことやサイズ感などをご紹介します。
【patagonia】バギーズ・ロング|デザインと特徴
ショーツに定評があるパタゴニア。その中でも僕が購入したのはバギーズロングという丈が少し長いモデル。バギーズの名称は「ショーツが5インチ」、「ロングが7インチ」です。
バギーズロング(7インチ)の方が5㎝丈が長いです。
シンプルなデザイン
パタゴニアのロゴが付いている以外は無地でシンプルなデザイン。短すぎない丈とゆったりめなシルエットで、大人でも違和感なく履けるデザインかと思います。
カラーはDark Ash(ダークアッシュ)を選択。
購入したカラーはダークアッシュ。ベージュとカーキが合わさったような色合いで、街でもアウトドアでも馴染みやすい絶妙なカラーです。バギーズシリーズに「アッシュタン」という似たようなカラーもありますが、そちらよりは色が濃く、カーキ色が強い印象です。
ウエスト周り
ウエストはゴムで伸縮性があり、さらにヒモで調節が可能です。ゴムは良く伸びるのでサイズを選ぶ際はあまりシビアにならなくても大丈夫でしょう。
便利な水陸両用仕様
一番の特徴は水陸両用仕様。水着のようにメッシュインナーがついているので、下着がなくても履けるようになっています。水着として着用することがなかったり、下着を着用する人は、履き心地を重視して切り離す人もいるみたいです。
また、バックポケットの裏はメッシュ状なので水はたまりません。しかしフロントポケットはメッシュ状ではなく、表の生地と同じ素材でした。
ポケット
ポケットは前に2つ、右後ろに1つの計3つ。フロント右ポケットの中にはループ状のコードがついているので、カラビナを使って鍵などを止めておくこともできます。水着として着用する際には重宝しそうですね。
また、左右両ポケットともかなり深く作られているので、小さめのスマホは横向きになったりとストレスに感じることも。
後ろのポケットはボタン付きのフラップ式です。こちらは平均的なサイズなので特別不満は感じませんでした。
高い携帯性
重さはXSサイズで208g。軽量でコンパクトに畳めるため、旅行などの持ち運びにも適しています。
優れた速乾性
どれくらいで乾くのか以下の条件で試してみました。
- 洗濯機で洗濯
- 湿度60〜70%の部屋で部屋干し
- 衣類乾燥機などは使用しない
結果、乾くまでにかかった時間は約2時間。爆速とまではいきませんが、十分な速乾性ではないでしょうか。旅先やアウトドアでも気兼ねなく洗えますね。
【patagonia】バギーズ・ロング|サイズ感・コーデ
身長172㎝、体重58㎏でXSサイズを着用。海外製で大きめに作られているので、普段のサイズより1サイズダウンが丁度良いかと思います。僕はユニクロのズボンはSサイズですが、パタゴニアはXSサイズがジャスト。
バギーズには5インチと7インチがありますが、あまり短いのは好みではなかったため7インチを選びました。7インチは膝上ジャストのサイズ感。
もう少し短い丈が好みの方は「5インチのバギーズショーツ」がオススメです。
着心地が良い
着用してから感じたのが着心地の良さ。柔らかくサラサラとした肌触りのいい生地で、動きやすさも抜群。まるで履いていないかのような着心地なので、家の中でもついつい履いてしまいます。
ここがちょっと残念
ファスナーがない
水陸両用なので仕方がないことかもしれませんが、ファスナーがないためトイレの際に少し不便に感じます。使用用途が街着のみの方は、購入してから「アレっ?」とならないように注意が必要です。
メッシュのインナー
パンツの上から着用するとメッシュインナーに引っかかるため、履くたびにパンツの裾を直す必要があります。街着としてのみ着用する場合は、インナーを切り離した方が快適でしょう。
ハサミで簡単に切り離すことができ、ほつれなども出ないようですが、僕にはまだその勇気がありません。
【patagonia】バギーズ・ロング|レビューまとめ
水着としても着用する方には特に重宝する『バギーズロング』。
普段着のショーツと水着の2着分になるので、服を減らしたいミニマリストの方にも最適です。
人気カラーは売り切れで手に入らないこともあるので気になった方はぜひお早めに。