【MOFT X】粘着タイプのスマホスタンドをレビュー。MagSafe版よりも優れている点とは?

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キャッシュレス化が進む昨今、僕はスマホと一緒に免許証とクレジットカードだけ携帯することが多い。愛用しているスマホ用カードケースが今回ご紹介する『MOFT X』。スマホの背面に取り付ければ、スタンド・カードケース・ホルダーとして3in1で活躍する画期的なアイテムだ。

iPhoneがMagSafeを搭載してからは「MOFT Snap-On スマホスタンド」が主流になったが、個人的には粘着タイプの「MOFT X」の方が利点が多かったためあえてこちらを愛用している。今回はMagSafe版にはないメリットなども合わせて「MOFT X」の魅力について触れていきたい。

MOFTとは

MOFTのロゴ

MOFTとは「MOBILE OFFICE FOR TRAVELERS」の略で、人体工学に基づいたガジェットアクセサリを製造しているブランド。デバイスでの作業を軽快かつ効率的にしてくれる画期的なアイテムは、ガジェット好きなら知らない人はいないほど人気が高い。

特にiPadやMacBookに貼り付ける折りたたみ式のスタンドは、今や欠かせない定番のアクセサリーとなった。便利な機能はさることながら、シンプルでスタイリッシュなデザインが所有欲を満たしてくれる点も魅力の一つだろう。

MOFT X スマホスタンド(粘着タイプ)

MOFT X
サイズ高さ93、幅64、厚さ4.6 mm
重量25g
素材PU、グラスファイバー、メタルシート、マグネット、マイクロファイバー
互換性4.7インチ以上のスマホ
スペック

「MOFT X」はクラウドファンディングでも話題になった人気商品。粘着タイプなのでサイズさえ合えばMagSafe非対応のスマホにも装着することができる。Apple製品に使われるイメージが強いが、他社のスマホでも取り付け可能なのは嬉しい人も多いはず。

便利な粘着シート

MOFT Xの粘着シート

「MOFT X」はスマホ本体やスマホケースの裏に粘着シートで装着する。この粘着シートは何度でも貼り直しができ、貼った痕も残らないため、身構えず気楽に使用できるのは嬉しい。吸着力も十分で、ちょっとやそっとの力では外れることはない。

ただし革製や表面に加工が施されてるTPUケースなどは接着できない場合もあるので注意が必要。また、背面がガラス製のスマホやケースに関しては付属のガラス面用シートを使うことで装着できる。

ミニマルなデザインが心地良い

MOFT Xのデザイン正面から
MOFT Xの薄さ
MOFT Xのスタンド内側のデザイン

MOFTは高いデザイン性も特徴的。ミニマルで無駄のないスッキリとしたデザインは装着時に一体感を与えてくれる。細部までこだわった造りや素材感が心地良く、デバイスへの愛着をより一層高めてくれる点も魅力的だ。

カードケースとして

MOFT Xのカード収納箇所

「MOFT X」はカードを最大で3枚まで収納できる。僕は免許証とクレジットカードを収納し、スマホだけで外出することが多い。スキミング防止機能が搭載されているため、セキュリティ面でも安心だ。

カードを取り出す際はスタンドを展開する必要があるが、収納時はカードが完全に隠れるため、ノイズレスな見た目が気に入っている。スムーズにカードにアクセスでき、意図せずカードが落ちてしまうようなこともない。

スマホスタンドとして

MOFT Xの縦置きスタンド利用時

MOFTはワンタッチで展開できるスタンドが特徴的。マグネットで固定されるスタンドは磁力が丁度良く、開け閉めがスムーズでストレスを感じない。人体工学に基づいて設計されていて、スマホを縦で見るときにちょうどいい60度に固定、快適な姿勢で操作ができる。

ただし取り付け位置によって角度が変わってしまうため、全てのユーザーが理想の角度で使用するのは難しい気がする。愛用しているiPhone13miniはそもそも取り付けできるスペースが限られているため、位置を調節することも不可能だ。

MOFT Xの横置きスタンド利用時
右下に傾いていてガタつきがある

公式では横向きでの使用も想定されているようだが、僕の取り付け位置では傾いてしまう。たまに動画を視聴するくらいならいいが、仕事などの作業で使う場合には注意したい。

スマホホルダーとして

MOFT Xのホルダー利用時

意外と便利なのがホルダー機能。スタンド部分に指を通すことでスマホをホールドできる。元々ホルダーとして使う予定はなかったが、スマホ・スマホケース・カードケース・カード2枚を合わせるとそれなりに重くなり、片手で操作すると小指に負担がかかるため、今では常時活用している。

MOFT Xのホルダーを利用しない場合
ホルダーを使わないと小指に負担がかかる

マグネットパッドとの併用でさらに便利に

「MOFT X」は別売りのマグパッドを利用するとどこにでもスマホを固定できる。お風呂の壁や車の中など、ハンズフリーで使用したい場面では重宝するだろう。手に取りやすい価格で試しやすいのも嬉しい。

MOFT X(粘着タイプ)を選んだ訳

MOFT Xを装着したiPhoneとアップルウォッチ、AirPods Pro

現在愛用しているスマホはiPhone13mini。MagSafeに対応しているため、ほとんどの人が「MOFT Snap-On スマホスタンド」を選ぶはず。僕の場合はMagSafe版よりも粘着タイプの方がメリットが大きかったため、あえてこちらを選択した。

その理由について詳しく見ていこう。

圧倒的に軽い

MOFT Xを装着したときの重さ

「MOFT X」を選択した決定的な要因はその軽さ。粘着タイプの「MOFT X」は25g、MagSafe版の「MOFT Snap-On スマホスタンド」は43g。MagSafeで取り付けるだけで倍近い重さになってしまう。

スマホを常時ポケットに入れている僕にとって重さのデメリットは致命的。せっかく軽量なiPhone13miniを愛用しているのにスタンドが重くては意味がない。たかが20gちょっとの差だと思うかもしれないが、最近の重たいスマホに加え、スタンドとカードが加わるとそれなりの重さになるのでこの差は案外大きい。

簡単に外れない

MOFT Xを逆さまにして外れないことを確認している

粘着タイプを選んだ理由2つ目は簡単に外れないため。MagSafe版のメリットは磁力で簡単に取り外しができる点だが、免許証やクレジットカードなどの貴重品を収納する場合はむしろデメリットに感じる。

粘着タイプは無理やり外そうとしない限り簡単には外れないため、ポケットにひっかかったりして意図せず外れる心配もない。

MagSafeを多用している人には向かない

ここまで粘着タイプの「MOFT X」の良さについて記載したが、MagSafeを多用している人には向かない点だけ注意したい。粘着シートは何度でも貼り直せるが、頻繁に取り外すようなものではないため、装着した場合基本的にMagSafeは使えなくなる。

充電環境やカメラの三脚などでMagSafeを多用している人はMagSafe版の「MOFT Snap-On スマホスタンド」を選んだ方が無難だろう。

まとめ

MOFT X

iPhoneをより便利にしてくれる「MOFT X」。僕は軽量化と免許証などを持ち運ぶことから粘着タイプを選んだが、後悔は全くしておらず、今やなくてはならない必須アクセサリーとなった。

MagSafe版にはMagSafe版の良さがあるのは間違いないが、自分の用途に合わせて粘着タイプも検討してみてほしい。価格も手頃なので、興味がある人はぜひ一度お試しあれ。

今回の記事が少しでも参考になったなら幸いだ。それでは快適なiPhoneライフを!