ボディバッグやスリングバッグに物足りなさを感じることはありませんか?
私も以前はスリングバッグを愛用していましたが、ドリンクや上着を収納できないことに不満を感じていました。
そこで購入したのがALPAKAの『METRO BACKPACK』。
12Lと小ぶりながらも、デザイン・品質・使い勝手に妥協のないバックパックです。

しばらく使ってみましたが、扱いやすくてかなり気に入っています。今では欠かせない相棒となりました。
実際の収納例なども合わせてご紹介しますので、購入を検討している方は参考にしてもらえると嬉しいです。
- ボディバッグやスリングバッグだと容量が足りない。
- 一般的なバックパックだとオーバースペックに感じる。
- ノートPCやタブレットを身軽に持ち出したい。
- ミニマルなデザインが好き。
- オンオフ兼用で使いたい。
【ALPAKA】METRO BACKPACK|デザインと特徴



素材 | 表地: Axoflux(TM) 300D リサイクルポリエステル 裏地:300D クールグレーハニカムリサイクルポリエステル |
容量 | 12L |
サイズ | 縦42×横25×奥行15.5cm |
重さ | 約800g |
ALPAKA(アルパカ)はオーストラリアのバッグブランド。機能的かつ洗練されたデザインが好評で、世界中で人気を高めています。日本国内では2023年に販売を本格化したばかりなので、まだまだ馴染みは薄いかもしれません。
今回ご紹介する「METRO BACKPACK(メトロバックパック)」は、同ブランド内では一番小さいバックパックです。
コンパクトなサイズ感も魅力的ですが、個人的にはデザインがドンピシャでした。小ぶりなバックパックはどうしても子供っぽくなりがち。ですが、これカッコ良くないですか?
やや丸みを帯びたシルエットが絶妙で、スーツでもカジュアルでも違和感を感じません。

同じデザインでサイズ違いをラインナップして欲しいくらいです。
※追記:なんと発売されました!
▼新型の大容量モデル。
【ALPAKA】METRO BACKPACK|素材感


表面の素材には、耐久性・耐候性に優れた300Dのリサイクルポリエステルが使われています。目が細かく上品な見た目なので、落ち着いた印象を受けました。
ちなみに、アルパカを代表する「ELEMENTS BACKPACK」のように素材違いのモデルは現時点でラインナップされていません。

一方、裏地には視認性が高いグレーの生地が使われています。こちらも300Dのリサイクルポリエステル製ですが、表地とは違い蜂の巣状の柄になっていました。
【ALPAKA】METRO BACKPACK|バックパネル

続いてはバックパネルを見ていきましょう。
ご覧の通り「The・minimal」。背面のデザインまでスッキリしているのは好感が持てます。
背負い心地も良好で、バッグの容量を考えればクッション性も十分。中央は空気の通り道になっていて、通気性にも配慮されています。
【ALPAKA】METRO BACKPACK|ショルダーハーネス




ショルダーハーネスもシンプルな造り。ループがあるだけでチェストストラップやポケットなどは一切ありません。
ループにはオプションで販売されているアクセサリーの取り付けが可能です。しかし、あまり手に取りやすい価格ではありません。私はカラビナでAirPodsをぶら下げたりしています。

意外だったのが「フィット感」。私はなで肩ということもあり、今まではチェストストラップに頼ってきました。
ですが、こちらのバッグに関しては不要だったようです。ハーネスの設計が素晴らしいのか、バッグが小さいからなのかは分かりませんが、体にしっかりとフィットしてくれるんです。
ハーネスのクッション性も十分なので、長時間背負っていても快適です。
【ALPAKA】METRO BACKPACK|収納力とカバンの中身

ここからは肝心の収納力について、私のカバンの中身を参考にお届けします。
上記の写真で分かるとおり、小ぶりながらもなかなかの収納力です。



まずはフロントポケットから。
こちらはバッグの縦幅いっぱいに広がる大容量のポケットです。
内部にはオープンポケットとペンホルダーが2つずつ、左右対称に配置されています。


キークリップは着脱がワンタッチのマグネット式。機構自体は扱いやすいのですが、コードがオープンポケットに干渉する点が少しストレスに感じました。

続いてはメインポケット。
ある程度大きく開くので、比較的視認性は良いように感じます。底部のマチは握り拳がちょうど収まるくらい。


PCスリーブは14インチまでに対応。タオル地のような柔らかい素材でできているため、直接収納しても傷はつきにくそうです。
ただし、タブレットスリーブがない点は注意が必要です。13.6インチMacBook Airと10.9インチiPad Air(ケース付き)をまとめて収納できましたが、干渉する危険があるため、できれば避けたいところ。
フロントポケットはこんな感じで使ってます。

財布やポケットティッシュはオープンポケットに、その他の小物は大雑把に収納しています。メインのスペースにはNintendo switchも収納できるようです。

ポケットがたくさんあると使い方に悩んでしまうので、1カ所にまとめられるのはありがたい。
メインポケットはこんな感じ。

- オープンポケット×2→ドリンク、折り畳み傘
- PCスリーブ→MacBook Air(13.6インチ)
- ファスナーポケット→モバイルバッテリー、充電器、ケーブル
- 伸縮スリーブ→不使用
- メインスペース→シェルジャケット
オープンポケットでドリンクと折り畳み傘を隔離できるので、濡れている時は特に重宝しています。
ただし、オープンポケットと伸縮スリーブを両方使用した場合、メインスペースがほとんど潰れてしまいます。なので、私は伸縮スリーブを使わないことが多いです。
【ALPAKA】METRO BACKPACK|旅行にも使える?
上記の荷物に加え、1泊分の着替え(Tシャツ・下着・靴下)と洗面ポーチを収納してみましたが、ほとんど余裕がなく、使い勝手は良くありませんでした。
個人的にこのバッグ一つで旅行に行くのは難しいように思います。
▼旅行にはこちらを使用しています。
METRO BACKPACK|サイズ感・コーデ(メンズ)




確かに小さく感じますが、違和感のない絶妙なサイズではないでしょうか。デザインや素材感のおかげもあってか、落ち着いた印象を与えてくれます。

シェルジャケットと合わせてもいい感じですよ。
【ALPAKA】METRO BACKPACK|気になったところ。
さて、ここまで魅力についてお伝えしてきましたが、2点ほど気になったことがありましたので共有させていただきます。
ショルダーハーネスの調節が難しい


1点目はショルダーハーネスについて。背負い心地は問題ないのですが、長さの調節がスムーズにできませんでした。
背負った状態でコードを引いても、なぜだか上手くいかないんですよね。
私が不器用なだけかもしれませんが、頻繁に調節する方はストレスに感じるかもしれません。
ファスナーがやや開閉しにくい


2点目はメインポケットのファスナーについて。
メインのファスナーはフラップで隠れています。デザイン的にはミニマルで美しいのですが、開閉はややしづらく感じました。どうしてもフラップに干渉してしまうんですよね。
私はフラップをめくりながら開け閉めすることが多いです。
【ALPAKA】METRO BACKPACK|レビューまとめ。

以上、「METRO BACKPACK」についてのご紹介でした。
このサイズ感のバックパックは初めての購入となりましたが、その利便性の高さにすっかり魅了されてしまいました。
身軽に持ち出せるバックパックって素晴らしいですね。
Amazonはプライム会員なら送料や返品が無料でお試しできることがあるので、こまめにチェックしてみてください。
きっと素敵な相棒になってくれるはず。

Amazonの在庫状況によって無料で試せる時とそうでない時があるようです。