毎日身につける小ぶりのバッグ。「種類はたくさんあるのに、なかなか理想のものが見つからない。」なんて方も多いのではないでしょうか。
僕が購入したのはベルロイの『Lite Sling』。サイズ感や収納力、デザインなど、限りなく理想に近いバッグでした。
僕が求めた条件はご覧の通り。
- 軽量で丈夫
- 安すぎず高品質
- 旅行のサブバッグとしても使いやすい
- 水筒やペットボトルを収納できる
- ミニマルなデザイン
- 使い勝手のいいシンプルな収納
同じような条件でバッグを探している方にもきっと気に入ってもらえるはず。実際に使用して感じたことやサイズ感なども合わせてレビューするので、参考にして頂けたら嬉しいです。
【Bellroy】(ベルロイ)|ブランドについて
まずはブランドについて軽くご紹介。ベルロイはオーストラリアに拠点を置くブランド。ミニマルなデザイン・機能性・素材にこだわったプロダクトが特徴的で、バッグや財布、ガジェットアクセサリーなどを販売しています。
日本ではロフトなど一部の店舗でしか取り扱いがないため、まだまだ馴染みが薄いかもしれません。
【Bellroy】Lite Sling(ライトスリング)|デザインと特徴
サイズ | 150 x 310 x 110mm |
容量 | 7L |
重量 | 220g |
素材 | 再生ペットボトル100% |
ベルロイでは複数のスリングバッグがラインナップされていますが、その中でも『Lite Sling』は名称通り軽さが特徴のプロダクト。身軽に行動できることはもちろん、旅行などのサブバッグとして使うことも想定されています。
今回ご紹介する7Lの他に4Lの『Lite Sling Mini』もラインナップされているので、最小限の荷物だけ持ち運びたいという方は合わせてチェックしてみて下さい。
購入したカラーは「シャドウ」。黒に近い色ですが、光のあたり方では少しネイビーっぽくも見えます。デザインは一見するとシンプルですが、ファスナーコードやベルトのステッチなど、細かい部分の色使いがベルロイらしいですね。無駄な装飾もないためコーデを選ばず幅広く使えるはずです。
ここからはこだわりの詰まった機能面を見ていきましょう。
軽量で耐久性のある素材
素材は100%再生ペットボトル。繊維を格子状に織り込むことで耐久性を向上させた「リップストップ生地」が採用されています。公式サイトに「他素材の1/3の軽さを実現」とあるように、耐久性と軽量化を両立した機能的な素材です。
軽いながらも生地に張りがあるので、バッグの形状をしっかりと維持してくれます。機能面もさることながら、程よくアウトドアを感じられる素材感もお気に入りです。
特徴的なサイドガセット
ライトスリングの特徴の一つとしてサイドガセットの存在があります。ショルダーベルトと連結することで自然とバッグの厚みが調節される仕組みです。荷物が少ない時は薄く、多い時は拡張し、常に最適な厚みを維持してくれます。(デメリットは後ほど)
パッド入りバックパネル
軽量なバッグは背負った時に中身の凹凸を感じることが多いですが、こちらは背面にパッドが入っているので背負い心地に影響しにくいです。厚みも丁度よく、背負い心地と使用感が上手く両立されているように感じます。
着脱が快適なマグネット式ストラップ
ショルダーベルトのバックルはマグネット式。ワンタッチでスムーズにつけ外しができ、かといって意図せず外れてしまうようなこともありません。カチッと装着した時に少し気分が良いのは僕だけでしょうか。ベルトを短くして使う人には特に重宝するはずです。
【Bellroy】Lite Sling|携帯性
同ブランド内でも差別化された特徴が「高い携帯性」。軽量化に加え、コンパクトに折りたたんだり丸めたりも可能。メインのバッグに容易に収納できます。
僕もそうですが、旅先まではバックパックで行動し、到着後はサブバッグを利用するなんて人はこちらを選んでおけば間違いありません。
【Bellroy】Lite Sling|収納力
メーカーによってスペックの容量と実際の収納量に差を感じることが多々ありますが、こちらは7Lの割に収納量は少ない印象。ただ、あくまでスペックから見た感想と理解して下さい。
実際には必要なものを一通り収納できる十分な収納力が備わっています。ボディバッグでは珍しく水筒やペットボトルも入るので、飲み物だけ手持ちするストレスもありません。
収納部は大きく2箇所に分かれています。まずはフロントポケット。内部にはスリップポケット2つとキークリップを備えています。マチが狭いのであまり分厚いものは収納できません。
僕の場合はコンパクト財布、ワイヤレスイヤホン、マスク、鍵を収納して丁度いいくらい。長財布や厚みのあるポーチなどは厳しいと思います。
続いてはメインポケット。内部にはファスナーポケットとスリップポケットが一つずつ。こちらはマチが広く取られているので、太さのある水筒などでも問題なく収納可能です。
スリップポケットはサイドのマチ部分に配置されていて、ここがモバイルバッテリーを収納するのに丁度良くて気に入っています。
メインポケットはファスナーがまた特徴的です。両側からそれぞれ開け閉めできるので、全開にせずともサイドへのアクセスが可能になっています。
また、ファスナーは全て止水式なので雨でも安心です。止水式にありがちな固さもなく、開閉も比較的スムーズに感じます。
【Bellroy】Lite Sling|サイズ感・コーデ(メンズ)
身長172㎝の僕が背負うとこんな感じ。収納力の割にコンパクトな印象を持つ人が多いのではないでしょうか。バッグが体の横幅からはみ出ないので、前に背負っても取り回しやすいです。必要十分な収納力をコンパクトにまとめた絶妙なサイズ感だと思います。
【Bellroy】Lite Sling|使いにくかったところ。
ここまで魅力について触れてきましたが、気になったことが2点あります。1点目はメインポケットのファスナーを全て閉めてもサイドに隙間ができること。バッグが内容量に応じて拡張するための仕様と思われます。
そうそうないことかと思いますが、細かいものは隙間から紛失する可能性もあるので、できれば密閉できる方が好ましかったです。
2点目はファスナーコードがサイドガセットに干渉すること。メインポケットを開閉するときにファスナーコードをサイドガセットにくぐらせる必要があるので、若干手間に感じます。ただこの点に関しては慣れれば気にならないのかもしれません。
【Bellroy】Lite Sling|レビューまとめ
以上、ベルロイの『Lite Sling』について触れてきました。これまで多くのバッグをチェックしてきましたが、ここまで理想に近いものは他になく、本当にいいモノに出会えたと思います。
特に扱いやすいサイズ感が絶妙で気に入っています。
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