今回は『PGYTECH OneGo クラウドバッグ M』をレビューします。
ショルダーバッグ、ハンドバッグ、カメラストラップ、インナーケースと4通りの使い方ができるマルチカメラバッグです。
カメラの持ち運びに悩んでいた私にはぴったりのアイテムでした。日常使いから旅行など、幅広く活躍してくれています。
実際の収納例なども合わせてご紹介するので、カメラバッグに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
カメラとレンズ1本を身軽に持ち出したい方におすすめです。
【PGYTECH】 OneGo クラウドバッグ M(ミッドナイトブラック)
素材 | 表地 : ポリウレタン55%、ポリアミド45% 裏地 : ポリエステル 100% |
サイズ | 縦22×横26×幅8㎝ |
重量 | 約200g |
クラウドバッグのラインナップはSとMの2サイズ。公式サイトによると、Sサイズは小型ミラーレスやコンデジ、アクションカメラに、Mサイズは小型〜中型のミラーレスカメラにちょうど良いサイズとのこと。
ある程度長いレンズも収納したかったため、Mサイズを選択しました。
レザーライクな見た目でスタイリッシュさが際立ちます。柔らかくしなやかで、手触りや使い心地も良好です。
バッグはマグネット式フックで閉めることができます。フックの両サイドにも2つずつマグネットがあるため、中身が落ちる心配もありません。
内側はフリース地のような柔らかい素材で、クッション性も備わっていました。硬いパッドのようなものは入っていませんが、ある程度の保護はしてくれるはず。
マグネット開閉式の小分けポケットも。私はよくレンズキャップを収納していますが、バッテリーやSDカードの収納にも便利そうです。
さらにサイドポケットがあるため、交換用のレンズも収納できちゃいます。私が所有している「XF16mm F1.4R WR」(ø73.4mm x 73.0mm)は比較的径の大きいレンズですが、ギリギリ収めることができました。
ショルダーベルトは細めのロープタイプ。カラビナで連結されていて、簡単に取り外すことができます。取り外したショルダーベルトはカメラストラップにもなる優れもの。
パッドには若干のクッション性があり、肩への食い込みはほとんど気になりませんでした。
両サイドを絞ると若干コンパクトにもできます。しかし、容量が減ってしまう上に取り出しにくくなってしまいました。丸型なら『OneGo ドローストリングバッグ』の方が良さそうです。
【PGYTECH】 OneGo クラウドバッグ M|収納例。
私が所有しているカメラとレンズを実際に収納してみました。
まずはXF16mmを装着し、サイドポケットにXF35mmを収納した場合。XF16mmのレンズフードは逆さにつけ、XF35mmには純正のメタルフードを装着しています。
この組み合わせならカメラをまっすぐに入れることができました。カメラと交換レンズは仕切りで区切られているため、干渉することもありません。また、しっかりとバッグを閉じることができます。
今度は反対にXF35mmを装着し、XF16mmをサイドポケットに収納した場合。レンズフードは先ほどと同じ状態です。
この場合でもバッグを閉じることはできます。しかしカメラを斜めにしないといけない上に、仕切りの位置に気をつけないと交換レンズと干渉してしまいました。
最後にXF16mmを装着してレンズフードを表むきにした場合。バッグの横幅をいっぱいに使いますが、カメラは安定していて問題なく閉じることもできました。
使い勝手を考えると、交換レンズまで持ち歩くなら小型のカメラとレンズに限定されそうです。
SONY
- A7R+SEL24F14GM
- A7+SEL2470Z
- A7C+SEL55F18Z
- A6400+18-135 F3.5-5.6
Nikon
- Z6+Z 24-70 f/2.8 S
- Zfc+ Z DX 16-50
Canon
- R50+RF24-105
- RP+RF24-105
- R100+RF-S18-45
- 200D+18-55
FUJIFILM
- XT3/4/5+XF18-135
- XH2+XF16-55
- XS20+XF18-55
- Xpro3+XF16-55
【PGYTECH】 OneGo クラウドバッグ M|4通りの使い方。
クラウドバッグの魅力はなんといっても汎用性の高さ。用途に応じて4通りの使い方ができるため、シーンごとに最適なスタイルでカメラを持ち運べます。
普段はカメラバッグとして使用しています。旅行などではインナーケースとストラップに分けて使うことが多いです。
【PGYTECH】 OneGo クラウドバッグ M|サイズ感。
写真からもコンパクトさが伝わるかと思います。ミニショルダーのような軽快さが良いんですよね。
カメラバッグの多くは「カメラ入ってます」感があると思うのですが、クラウドバッグではあまり感じません。カメラバッグとは思えないミニマルなデザインが気に入っています。
扱いやすいサイズ感・デザインのおかげで、カメラを持ち出すハードルが低くなりました。
【PGYTECH】 OneGo クラウドバッグ M|気になったところ。
一点だけ気になったのは「ショルダーベルトの長さ調節ができない」ということ。ショルダーバッグとカメラストラップではちょうど良い長さが異なるため、若干不便に感じています。
ショルダーバッグに合わせてロープを短く結びましたが、カメラストラップの時は仕方なく短いまま使っています。
【PGYTECH】 OneGo クラウドバッグ M|レビューまとめ。
『PGYTECH OneGo クラウドバッグ M』についてお届けしました。
様々なスタイルで身軽にカメラを持ち出せる「クラウドバッグ」。カメラとレンズ1本で気軽に撮影したい方には最適ではないでしょうか。
私が所有しているカメラバッグはこれだけですが、現状不便も感じていません。
カメラバッグ選びで悩んでいる方は一度試してみてはいかがですか?一緒にカメラライフを楽しみましょう!