今回はCIOの充電器『NovaPort SLIM』をご紹介。MacBook Airなど小型ノートPCにも対応する十分な出力を備え、世界最薄レベルの携帯性を実現したプロダクト。初めて実物を手に取った時はそのコンパクトさに思わず笑ってしまうほどだった。
外出先で作業するノマドワーカーにはもちろん、パッキングを少しでもコンパクトにまとめたい人にもオススメだ。実際に使用してみて分かったメリットなども合わせて紹介するので、充電器選びに困っている人は参考にしてみて欲しい。
【CIO】NovaPort SLIM

出力(ポート合計) | 45W、65W |
ポート | USB-C×2 |
急速充電器規格 | PD3.0/PPS |
サイズ | 45W:約72.5×43.8×13mm 65W:約85×47×14mm |
重さ | 45W:約65g 65W:約95g |
カラー展開 | ブラック、ホワイト |
毎度魅力的なガジェットアイテムで注目を浴びている「CIO」。「NovaPort SLIM」もクラウドファンディングで支援され実現したプロダクトだ。45Wと65Wの2モデルがラインナップされているが、僕はiPadとiPhoneでの使用がメインなのでよりコンパクトな45Wを選択した。
圧倒的にコンパクトなデザイン



何よりも魅力的なのがこのサイズ。ミントタブレットほどの大きさで、他の充電器よりも圧倒的に携帯性に優れている。実際に収納すると良く感じるが、全体的な小ささよりも薄さを重視した方が荷物を圧迫しないことが多い。薄さに特化した「NovaPort SLIM」は頻繁に充電器を持ち出す人には願ってもない製品だ。

電源プラグは折りたたみ式なので収納時も気を使う必要がない。固定される強度もしっかりしていて、閉じた時の勢いが気持ち良いほど。プラグの先端が若干本体からはみ出しているが、特に引っかかりなどは気にならなかった。

表面の素材はザラザラとしたシボ加工が施されていて指紋や汚れが目立ちにくい。いかに機能性が優れたアイテムでもそのデザインに愛着が持てるかは大事な要素。CIOの製品はデザインにも好感が持て、しっかりと所有欲を満たしてくれる。
十分な出力

コンパクトさもさることながら驚くべきはその出力。モデルによって2ポート合計で最大45W、65Wまで出力できる。45WならM1 MacBook Airの高速充電が可能、65WならさらにM2 MacBook Airの高速充電にも対応する。一昔前のごついアダプタサイズを考えると随分と進化したものだ。
また、端末に合わせて自動で最適な電力を出力する「Nova Intelligence」を搭載。2つあるポートのどちらも出力が変動するため、端末によってポートを使い分ける必要もない。
安全性にも配慮されている

CIOの充電器は安全性にもしっかり配慮されているため安心だ。CIO独自技術の「Nova Safety」により、製品の温度を常に監視、高負荷がかかった場合は自動的に電力を調整してくれる。
使って分かった意外なメリット

使ってみて以外と便利に感じたのがポートの位置。ポートが正面にあるNovaPort DUOは充電器が下に傾くのがストレスだったが、NovaPort SLIMは真下にあることで安定性が増している。

まとめ

元々十分コンパクトなNovaPort DUOを愛用していたため、「わざわざNovaPort SLIMを買う必要があるのか?」と当初は購入を迷っていた。それでもモノは試しということで購入してみたが、今ではこれ以外考えられないほど気に入っている。薄さゆえの携帯性の高さ、コンセントに挿した時の安定性の高さは、今まで充電器に感じていた不満を全て解決してくれた。
外出先での作業が多い人や充電器選びの沼にハマっている人はぜひ一度試してみてほしい。「NovaPort SLIM」の利便性の高さをきっと実感してもらえるはずだ。