「荷物は軽いに越したことはない」
最近の気づきと言いますか、ちょっとしたポリシーみたいな感じ。
やっぱり軽いと楽なんですよね。もう歳なのかもしれません(悲)
実はハイキングにハマりつつありまして、アウトドアと日常で兼用できるサブバッグを探していたんです。
もちろん「軽さ」にもこだわりました。
さんざん検討した結果、LITEWAY「FANNY PACK ULTRA」を購入。
- たった120gと超軽量。
- 頑丈かつ防水性の高い機能的な素材。
- 普段使いしやすいミニマリストデザイン。
登山向けに作られているだけあって、なかなかハイスペックなボディバッグでした。
素材やサイズ感など、詳しくご紹介していきます。
LITEWAYとは?ブランドについて。

LITEWAY(ライトウェイ)はウクライナのアウトドアブランド。軽量で丈夫なテントやザックを製造しています。いわゆるUL(ウルトライト)ギアってやつですね。
どの製品もシンプルなデザインが特徴的で、「開発者はミニマリスト?」と勘繰ってしまうほど。
製造工程はすべてハンドメイドに一貫していて、製品へのこだわりを強く感じる魅力的なブランドです。
これぞミニマリストデザイン。

| ブランド | LITEWAY |
| 商品名 | FANNY PACK ULTRA |
| 素材 | Ultra200X、YKK Aquagard Zipper |
| 重量 | 120g |
| サイズ | 24(上辺)/19(下辺)×15×4.5㎝ |
| カラー展開 | Black、White |
| 価格 | ¥11,000(税込) |

アウトドア向けのバッグの多くは目立つロゴが入っていたり、派手なカラーが使われていたり。普段使いできなくはないけれど、「ちょっと違うんだよな」なんてことがほとんど。
その点「FANNY PACK ULTRA」はミニマルデザインの極み。アウトドアスペックとデザイン性を両立した、まさに理想のバッグでした。

ブランドタグはショルダーベルトの付け根にひっそりと配置。ブランドの認知よりデザイン性が優先されているようで、ユーザーファーストの姿勢が伝わってきますね。
機能的な新素材「Ultra200X」


超軽量・高強度・防水といった特徴を持つ高機能素材「ダイニーマ」。
素材に使われている「Ultra200X」は、ダイニーマを使用したUL素材の中で最も耐久性に優れているんだとか。
従来のDCF(ダイニーマを含んだ生地)よりダイニーマの含有量が3倍近くあり、強度は3倍、耐摩耗性は7倍に向上しているようです。
パリパリっとした張りのある素材感で、格子状の縫い目が特徴的。マットな質感も相まってか、悪目立ちしていないため、街中でも馴染みやすいと思います。
ただし、使ううちにシワが増えていくため、「エイジングとして楽しめるか、劣化として萎えるか」は人によって分かれるかもしれません。ちなみに私は楽しみにしてる派です。

防水性を確認してみましたが、本体にかかった水はほとんど染み込まずに流れ落ち、浸水も全くしていませんでした。(ベルトは普通に濡れてた)
ファスナーには止水式の「YKK Aquagard Zipper」が採用されているため、多少の雨でも問題なく使えるでしょう。
必要十分な収納力。

決して大容量という訳ではありませんが、必要十分な収納力が備わっています。少ない荷物で身軽に行動したい方にはちょうど良いのではないでしょうか。

フロントポケットはこのサイズにしては容量があるため、思いのほか使い勝手は良かったです。スマホや財布も入れやすいですし、リップクリームや鍵などの小物を収納するのにも便利。
簡易的なキーフックも付属しています。

こちらはメインポケット。意外とマチが広がるため、汎用性が高いと感じました。
例えば、


さすがに大半のスペースを占領してしまいますが、用途に応じてさまざまな使い方が可能です。

伸縮ポケットは車のキーなどにちょうど良いサイズ。正直、使い勝手があまり良くなかったので、私は使用していません。入り口がちょっと狭いような…
絶妙なサイズ感。

身軽に行動するにはうってつけのサイズ感。軽さの恩恵もあり、身につけていることを忘れてしまうほど。
「小さすぎても不便だし、大きすぎると鬱陶しい」
バッグにありがちな悩みですが、収納力と取り回しやすさのバランスが絶妙で、自分の用途にはぴったりでした。

もちろんファニーパック(ウエストポーチの別称)ですから、登山やハイキングではサブバッグとしても活躍してくれます。
私は前に装着して、カメラをin。見た目はまあ、あれなんですが…
バックパックよりも素早くアクセスできますし、カメラストラップよりも安全に持ち運べるので、このスタイルが便利なんです。(もちろん自然の中だけ)

また、現地に着くまではメインバッグに収納しておくことが多いです。愛用しているバックパックにまさかのシンデレラフィット。
ベルトは改善の余地あり?

よくあるベルトは引っ張れば短くなると思うのですが、こちらは少し手順が複雑。
緩める場所と伸ばす場所を考えながら、少しずつ調節する必要があるので、それなりに時間を要します。
「短くしたつもりが、調節部分の位置が変わっただけ」なんてこともあったりして、ちょっとした「知恵の輪」状態になることも。
自分が不器用なだけかもしれませんが、もう少し調節しやすいと嬉しかったです。
軽いって素晴らしい。

ベルトの不満こそありますが、「軽さ・耐久性・収納力・デザイン」を兼ね備えた魅力的なバッグだと思います。
特に「軽さ」の恩恵は大きいと感じていて、行動力も上がりますし、心なしか気分も上がるような気がするんですよね。
軽ければ良いというわけではありませんが、「軽いに越したことはないな」と改めて感じさせてくれるバッグでした。
頼れる相棒として、これからも活躍してくれることでしょう。


