私がバックパックを使うのはもっぱら旅行のとき。
自然を楽しむことも多いので、アウトドアでも使いやすいモノが理想でした。
でも登山用だと、コードがごちゃついてたり小分けポケットがなかったり、街では使いにくい。
かと言ってタウンユース向けは、ガジェット収納に特化されすぎていたり重かったり、アウトドアでは使いにくい。
街でもアウトドアでも使いやすいバックパックはないものか…
そこで購入したのがABLE CARRY「Daybreaker2」と言うわけ。
登山用とタウンユース向けの中間のような、軽さと使い勝手を両立した革新的なバックパックでした。
収納例やイマイチだった点など詳しくご紹介していきます。
- 660gと軽量で軽快
- 街でもアウトドアでも使える汎用性の高さ
- 背負ったまま荷物を取り出しやすい
- 取り回しやすく、歩きやすいシルエット
- ストレッチポケットとサイドポケットが干渉する
Daybreaker2の魅力。

購入モデル | Cordura Ripstop Black |
容量 | 25L |
サイズ | 高さ50 x 幅26 x 奥行き19cm |
重さ | 660g |
価格 | ¥26,400(税込) |
Daybreaker2の魅力は良くも悪くも「中途半端」なところではないでしょうか。
登山とタウンユース、両方の性質をほどよく合わせているなと。
具体的には、登山用に近い「軽さ&シルエット」、タウンユース向けに近い「小分けポケット&デザイン」など。
本格的な登山には向かないだろうし、タウンユースに特化している訳でもない。
でも「ちょっとしたアウトドアから街まで幅広く使いたい」なんて方にはハマるバックパックだと思います。
かくいう私もそのひとり。

ちなみに、購入したモデルは「コーデュラリップストップナイロン」。
耐水性の高いX-Pacもありますが、より軽量なリップストップを選びました。ハリ感や見た目もどちらかと言うとX-Pacより好みです。
洗練されたポケットと私の使い方。
ポケットの数は決して多くありませんが、シンプルで実用的なものが多く、不便に感じることはありません。

まずはお気に入りのサイドポケット。アクセスが最もしやすいポケットで、財布とワイヤレスイヤホンを入れています。
このポケットがあるかないかで利便性はかなり変わってくるはず。
ただし奥行きが狭く、小さめの二つ折り財布がギリギリでした。

カラビナのついたコードは取り外せるので、メイン収納内に付け替えることもできます。
私は使わないので取り外してますが、ユーザーが好みに合わせて変更できるのはありがたいですね。



実はボトルホルダーもあまり使用していません。ドリンクは落としたりイタズラされそうで怖いので…(そんな人いないと思いますが)
なので、ドリンクはメイン収納に入れています。
濡れた折り畳み傘を一時的に入れたり、三脚を持ち運ぶのには便利そうです。

- ジッパーポケット(メッシュ)
- ジッパーポケット
- PCスリーブ
- ストレッチポケット
メインファスナーは数字の「7」のように片側だけ大きく開く仕様。
フロントポケットやPCコンパートメントがないため、ほぼ全ての荷物をこちらに入れることになります。
細かく仕切られていない分、好きなようにパッキングできますし、空間を無駄なく使えるのではないでしょうか。
個人的にはこういったバッグの方が使いやすかったりします。
先日旅行に持ち出した際は、1泊2日の荷物(カメラ有)に加えてお土産まで詰めることができたので、容量も私には十分でした。

ここにはサングラスをin。
重いモノを入れるとメイン収納の開閉が煩わしかったので、なるべく軽いモノを入れるようにしています。

背中側のポケットはガジェットポーチの代わりとして、充電器やコード、モバイルバッテリーなどを直接入れています。
フロント側もそうですが、ポーチ代わりになるサイズ感が絶妙に使いやすいです。

こちらは「PCも入るスリーブ」の方が適切かもしれません。
しきりにクッション性がないため、PCを入れる場合はケースに入れた方が安心です。
私はせっかくの軽さをケースで損いたくなかったので、直接収納しちゃってます。
というのも、背中側にはクッション材が入っていますし、他の荷物が干渉しないように気をつければ案外平気なんじゃないかなと。(もちろん自己責任ですが、、)

ストレッチポケットは折り畳み傘やドリンクにちょうど良い縦長サイズ。
ですが、こちらはあまり活用できていません。
メインスペースがパンパンの状態でこのポケットを使うと、裏側のサイドポケットが圧迫されて使いにくかったからです。
サイドポケットの利便性が高いので、そちらを優先して使っています。
縦長シルエットがもたらす利便性と快適性。

バッグを背負ったまま荷物を取り出したい場面も多い。
Daybreaker2はサイドポケットだけでなく、メインスペースへのアクセスもしやすいです。
片腕で横向きに背負ったときに、反対側(下側?)の荷物まで取り出すことができます。
いちいちバッグを下ろさなくても、ほとんどの荷物にアクセスできるのはかなり便利。

また、バッグの重心が体に近いためか、背負いやすく、歩きやすいように感じます。
登山用も縦長のバッグが多いので、こちらの方が体への負担が少ないのかもしれません。
厚みも少ないため、電車やバスの中でも取りまわしやすかったです。
背面パッドの通気性がイマイチ?

YouTubeのレビュー動画では「背面パッドの通気性がイマイチ」なんて声も聞かれますが、私はあまり気になりませんでした。
真夏日なんかは確かに熱がこもりますが、バックパックってそういうものだと思いますし、暑いときは片腕で背負って熱を逃がすようにしています。
ABLE CARRY Daybreaker2|軽さの魅力に気づかせてくれた。

Daybreaker2を使い始めてからというもの、すっかり軽さに魅了されてしまいました。
おかげで荷物の軽量化が最近のちょっとしたマイブームに。
荷物が軽ければ足取りも軽くなりますし、その分行動力も上がるってもんです。
「軽いって偉大なんだな」と気づかせてくれたバックパックでした。