皆さんは読書していますか?
大人になって読書をする機会が減った方も多いのではないでしょうか。
僕が子供の頃は「ズッコケ三人組」や「ハリーポッター
」が好きでよく読んでいました。
しかし勉強を重要視する中学生以降はほとんど読書をしなくなり、社会人になってからはYouTubeなどを見て過ごす時間が大半を占めるように。
そんなある日なんとなく本屋に足を運んだところ、子供の頃には馴染みのなかった分野の本に興味が湧き、読んでみることに。
すると子供のころとは違う読書の魅力を感じ、それ以降は定期的に本を読むようになりました。
- 仕事では得られない新しい発見がある
- 身につけた知識で心や生活が豊かになる
- 文章力がつく
- 空いた時間を有効活用できる
- 寝る前に読書をすると睡眠の質が上がる
仕事や学業が忙しいと本を読む機会は少ないかと思いますが、そんな人こそぜひ読書をしてください。

生活がより豊かになったり、気持ちが楽になったりと得られることが多いはずです。
もし本を読む時間があまりないという方は、オーディオブックを利用してみるのもいいでしょう。
満員電車や運転中、食事中、入浴中など、いつでも聴くことで読書ができるサービスです。
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今回は、ネイティブミニマリストの僕が読んだ本の中からオススメをご紹介します。
いい本があればその都度追加していきますので、定期的にチェックしてみてください。
イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」


イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」
著者は科学者やコンサルタントなど幅広く活動してきた安宅和人。
タイトルにあるイシューを直訳すると「課題」や「論点」。
意味あるアウトプットを生み出すためにはイシューとは何かを知ることが重要で、知的生産活動の目的地がイシューである。
どれだけ時間をかけて取り組んでも、取り組むべきイシューが間違っていたらその答えには価値がない。
そんなことにならないように、解決すべきイシューの洗い出し方から質の高い答えの導き方まで、一般の人にも分かりやすいよう例えを用いて解説されています。
問題解決のノウハウはビジネスの場で重宝することはもちろん、日常の問題を解決するためにも役立つでしょう。
例えば僕の場合はブログ運営について。
- ブログの解決すべき本当の問題点は何か?
- その問題をどう解決し、どうあるべきか?
実際に自分で考えるのは大変かもしれませんが、考え方を知っているのと知らないのとでは大きな差があるように感じます。
今回コンサルタントの考え方に初めて触れましたが、とても新鮮に感じ最後まで飽きずに読み進めました。
ただ、ビジネスマンとしての経験がない自分からすると、実践するのは少し難しいかなと感じたのも正直なところ。
- 事業をしている(起こそうとしている)人
- 論文を書く研究者や大学生
- プレゼンテーションをするビジネスマン
上記の人にはかなり有益な本だと思うので、興味がある方はぜひ一度読んで見てください。
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嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え


嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
著者は哲学者の岸見一郎とライターの古賀史健。
「心理学の三代巨頭」と称されるアルフレッド・アドラーの思想を「青年と哲人の対話篇」という物語形式でまとめられた一冊。
「世界はシンプルで、人は今日からでも幸せになれる」と説く哲人と、納得のいかない悩み多き青年のやり取りが分かりやすく、最後まで楽しめました。
アドラー心理学は「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という問いに、シンプルかつ具体的な答えを提示するものです。
あなたの不幸は、あなた自身が「選んだ」もの。
過去がどうであれ、今の選択によっていくらでも変えられる。
変えられないのは、変える方が不安や苦労が多くなると考えて、無意識のうちに変わらない選択をしているから。
自分の行動や心理までもが、選択によって決まっている。必要なのは変わる選択をする勇気だということ。



なるほどなと思いました。
また、「全ての悩みは対人関係にある」という考えのもと、その悩みをどういった哲学的な考え方で解決するかが書かれています。
哲学に関する本は初めて読みましたが、今まで考えたこともなかった解釈の仕方がとても新鮮で面白かったです。
タイトルから想像する、「人に嫌われることを恐れず、自分のやりたいことをやろう」という単純な話ではありませんでした。
- 人生の幸福とは
- 理想の対人関係とは
- 本当の自由とは
興味がある方はぜひ一度手に取ってみて下さい。哲学の面白さを体感できるはずです。
▼この本はAudibleに対応しています。
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限りある時間の使い方


イギリスの記者であるオリバー・バークマン著の「限りある時間の使い方」
一見タイトルからすると時間を上手く使うための「効率化」について書いてありそうですよね。
しかし実際は全く違う視点から「時間の考え方」について書かれています。
一生という限りある時間の中で、どのようにその時間を使うか。
時間の大事さや時間との付き合い方を改めて考えされられる一冊です。
個人的に印象に残っている内容の一部をご紹介します。
自分のやりたいことを全てこなすことは不可能だと受け入れる。
できるのは一部分だと理解すれば、できることを心から楽しめるようになる。
便利さや効率化を向上しても忙しさは変わらない。
新しいやることリストが増えるだけ。
何かを断念して一つに集中するとき、失う不安よりも捨てる喜びを手に入れることができる。
今を未来のために費やしても、思い描いた未来はこない。
常に未来だけを見ていて、今を生きていない状態が続く。
僕はこの本を読んで、時間を思い通りに使おうと頑張ったり未来のために生きるのではなく、今できることを楽しもうと思うことができました。
子供の時は将来のために勉強して、大人になったら老後のために貯金する。
自然と先の事ばかり考えてしまいますが、今を楽しむことこそが1番重要なんだと改めて考えさせられます。
毎日が忙しくて楽しくなかったり、人生について疑問がある方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。
▼この本はAudibleに対応しています。
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苦しかったときの話をしようか


マーケティングのプロである森岡毅著の「苦しかったときの話をしようか」
この本はもともと著者が自分の子供に向けて書きためたもの。
どういう人生を歩みたいか、そのための自分に合った仕事や会社の見つけ方、さらには自分の強みをどうやって見つけ、それを表現するかなどが具体的に説明されています。
この世界は残酷だ。しかしそれでも君は確かに自分で選ぶことができる。
世の中は不平等で溢れているけれど、選択することだけは平等にある。
自分の選択次第で人生は大きく左右するため、理想の人生を送るための賢い選択が必要。
著者が実際に苦しかったとき、どのような選択をしてきたか。
後悔しない選択をするための考え方が著者のキャリアをふまえ事細かに解説されています。
自分の子供に向けて書いたというだけあって、読んでいても熱量を感じましたし、自分が学生の頃に読めていたらどんなに良かったかと思える本でした。
人生やキャリアについて悩んでいる人はぜひ一度読んでみてください。
- 自分のやりたいことがわからない
- このままの人生でいいのか悩んでいる
- 仕事とどう向き合えばいいか分からない
- 嫌々同じ職場、職種で働き続けている
精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方


次にご紹介するのは「精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方」
精神科医の樺沢紫苑が、毎日を楽しむための方法を書いた本です。
楽しいと感じることや無趣味の人が多い昨今。何のために生きているのか分からない人も少なくありません。
そんな人のために「人生は楽しむためにある」ということを伝え、人生の楽しみ方が具体的に解説されています。
「やりたいことは後で楽しもう」と思っても、楽しめないまま終わってしまうことが多い。
今を仕事に費やせば楽しい未来が待っていると考えている人も多いのではないでしょうか。
しかしその未来では健康体でなかったり、そもそも生きていない可能性もあります。
つまり、人生を楽しむためには今を楽しむ必要があるということ。
では今を楽しむためにはどうすればいいのか。
まず仕事のストレスを取り除くことは不可能です。ストレスを発散できる「遊び」を見つけることが大事。
仕事が忙しいからこそ積極的に遊び、楽しむ時間を作る必要があるのです。
本書では具体的な「遊び」と、遊ぶ時間をつくるコツにも言及されています。
遊ぶことがどれだけいい効果をもたらすか、精神科医の視点から科学的に説明されているので説得力もあります。
人生を楽しみたい人、毎日がつまらない人、仕事に悩んでいる人はぜひ一度読んでみて下さい。
マスカレード・シリーズ


映画化され話題にもなった東野圭吾著のミステリー小説です。
偽りの姿を演じている犯罪者の仮面を外そうとする刑事。
ホテルライフを楽しんでもらうため、プライバシーを守りお客の仮面を外さないようにするホテルマン。
正反対の役割を持ちながらも、犯人を逮捕しお客を守るという目的は一致している。
刑事とホテルマンが事件を解決していく流れは、普通のミステリー小説では味わえない面白さがあります。
内容が複雑すぎずしっかり理解しながら読める為、伏線が回収された時も単純に驚くことができるはずです。
僕は映画を先に見ましたが、映画と本では内容が違っている点もあり、ラストの衝撃が大きい作品もありました。
現在映画化されているのはマスカレード・ホテルとマスカレード・ナイトの2作品。
マスカレード・イブとマスカレード・ゲームもぜひ映画化してもらいたいものです。
特に最新作のマスカレード・ゲームのラストは、今後の展開をさらに期待してしまうものでした。
小説を普段読まない方でも読みやすい作品なので、興味がある方はぜひ一度手にとって見てください。