富士山に登りたくてヘッドランプを探していました。
なるべく軽く、しっかり使えるもの。
で、購入したのがコレ。
100lm以上を出力するヘッドランプでは「世界最軽量」らしいのです。
一晩中歩いたりテント泊で使う予定はなかったので、スペック的にも自分には十分でした。
実際の使用感なども合わせてご紹介していきます。
- バンド込の総重量わずか23.5g
- 完全防水
- トレランモードで2.5時間、ハイクモードで7時間持続
- 省電力モードまで一定の光量を持続(減衰しない)
軽いだけじゃない。必要十分なスペック

| 最大光量 | 250lm |
| モード | 白色LED:4段階(BOOST,Hi,Middle,Low) アンバーカラーLED:2段階(Hi,Low) |
| 持続時間(白色) | BOOST:1min(250lm) Hi (Trail Running) : 2.5Hour Middle (Night Hike) : 7Hour Low (Closeup Task) : 145Hour |
| バッテリー容量 | 620mAh |
| 充電端子 | USB-C(IP68 完全防水) |
| 使用可能な下限温度 | -20℃付近 |
| サイズ | 35(W) × 33(H) × 21(D)mm |
| 重量 | 本体:19g 短バンド込:約24g 長バンド込:約26g |
ゼロベースで開発した「電気回路」と「点灯プログラム」により、超軽量にも関わらず実用的なスペックを実現できたんだとか。
多くのヘッドランプが点灯開始から徐々に光量が落ちていくのに対して、こちらは省電力モードまでほぼ一定の明るさを維持してくれます。(バッテリーの減りを感じにくい点はデメリットかも)
光量に関しては、BOOSTモードで250lm、その他のモードは公表されていないようです。ただ、次のような記載がありました。
私達は開発サンプルや他社製品を試す内にランニング時には80-150lm、歩行時には30-70lm程度十分だと言うことが分かりました。
arata公式HPより抜粋
以上のことから、おおよその光量が推測されます。
・Hiモード (Trail Running) :80-150lm
・Middleモード (Night Hike):30-70lm
使用感は後ほど。

また、本品には赤色LEDは搭載されていません。白色の何倍もの電気を消費するため非効率なんだとか。
その代わりにアンバー色のLEDが搭載されています。周囲に配慮したいときや、虫を避けたい時に便利そうです。
アンバーカラーはテント内等を照らすのに適した『LOW』と歩行やダイニングを照らすのに適した『HIGH』の二つのモードを用意しています。
arata公式HPより抜粋
無駄のないミニマリストデザイン。

正面上部にはスイッチがひとつ、下部には白色LEDとアンバー色LEDが横並びで配置されています。This is minimal.
ダブルクリック:点灯
点灯中にダブルクリック:BOOSTモード
シングルクリック:モード変更
長押し:消灯

充電ポートにはIP68(完全防水・防塵)のUSB Type-C端子を搭載。端子そのものを防水仕様にすることで、ラバーキャップすら省かれています。
ただ、水や砂が混入したままの充電は故障の原因になるので、縦走などで都度充電する場合はやや気を遣う部分かもしれません。

ストラップは伸縮性のあるゴムバンドが2サイズ付属。細さが気になるところですが、ライト本体が軽いため違和感は感じません。
ただ、ロックが弱く、意図せず緩んでしまうことも。
その場合、ロックより後ろの余ったバンドを結んでおくと緩まずに使えました。(伸縮性があるため、結んだままでも装着できます)


短いバンドはショルダーベルトの装着に便利。個人的にはこの使い方が気に入っています。
頭に装着するとキャップのつばが影になりがちですし、ショルダーベルトの方が地面までの距離が近いので、足元が多少明るくなります。
実際に富士山で使ってみた。

先日、吉田ルート5合目のゲートが開く早朝3時から日の出までの約2時間、こちらのランプのみで歩いてきました。
使用したモードは白色LEDの「Middle (Night Hike)」で、7時間持続できるモードです。
肝心の明るさはいうと、足元から1,2mの範囲をギリギリ確認できるくらい。お世辞にも明るいとは言えませんが、問題なく歩くことはできました。(他の登山者のライトよりも圧倒的に暗かったです…)
「Hi (Trail Running) 」モードだとある程度先まで見渡せましたが、バッテリー持ちが心配だったためほぼ使わず。分岐等で適宜使うくらいがいいのかなと思いました。
THE ULギア

ULギアを体現したような「arata AHL-250」。
オーバーナイトや登山道が不明瞭な場所では頼りないかもしれませんが、小屋泊や日帰りではメインライトとして活躍してくれそうです。
身軽さを重視するULハイカーには魅力的なアイテムではないでしょうか。

